手遅れにしない骨粗しょう症
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放置されている骨粗しょう症

日本全国で1200万人の骨粗しょう症患者がいるといわれていますが、そのうち7割が放置されているのをご存知ですか?

骨粗しょう症は、いきなり激痛が出て、つまり骨折して動けなくなるのが特徴です。骨折するまで自覚症状はありません。グラフをご覧ください。誰でも老化とともに骨密度が着実に下がっていくのですが、とくに女性は更年期から急降下します。女性ホルモンが減る影響です。



骨折ドミノ倒し

骨粗しょう症で最も多いのが背骨の骨折です。数珠つなぎになった椎体が、ただの尻もちや草むしり程度でつぶれます。これが脊椎圧迫骨折です(図)閉経期の女性に起きます。

椎体を一つ骨折すると、全身の骨代謝が変調をきたし、次の圧迫骨折のリスクが一気に5倍に跳ね上がってしまうのです。股関節の骨折リスクまで2倍になります。手関節や肩の骨折も好発します。まるでドミノ倒しのように骨折が連鎖していくのです。

ですから最初の骨折をいかに予防するか、すでに骨折がある場合はどれだけ早く骨粗しょう症の治療を開始するかがきわめて重要です。治療薬はどんどん進化しています。



正確な骨密度測定で骨粗しょう症予防

富山協立病院では現在最も精度が高いDXA法で、数分間横になっているだけで腰椎や股関節の骨密度が正確に測定できる装置を導入しています。薬の効果もこれまで以上にしっかり評価できます。気がついたら骨密度が骨粗しょう症ゾーンに入っていたなんてことにならないように、早め早めに正確な骨密度を測定し、骨粗しょう症予防をしていきましょう。

なお、骨粗しょう症は女性専門の病気ではありません。男性でもとくに酒やタバコが好きな方、父母が骨粗しょう症による股関節骨折で手術を受けている方は要注意です。



以下の方はDXA検査で骨密度を測定できませんのでご注意願います。
①10日以内にバリウムを使った胃・腸の検査を受けられた方
②2日以内にCTなどの検査でヨード系の造影剤を投与された方
③手術などで腰椎、股関節に金属が入っている方