臨床検査科
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臨床検査科について

スタッフ数 9名
各種認定資格 ・日本超音波医学会認定超音波検査士 ・日本糖尿病療養指導士



検査内容

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外来検査室では、尿・血液・便・喀痰など、私たちの身体からでる“検体”を受付け、多くの検査をしています。臨床化学自動分析装置、自動血球分析装置、血糖分析機、HbA1c分析機が導入されており、その日のうちに結果を聞いて帰ることができます。尿検査は、腎臓の病気・膀胱炎・糖尿病を、便の検査は、大腸がんを発見するきっかけに、血液の検査はいろんな病気の発見につながります。また患者様に来ていただいて、耳から血糖を測ったり腕から採血をしたりしています。 (検査場所:1階⑤番外来検査室、採血室)
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当院では、臨床検査技師2名が日常業務に取り組んでいます。 ● 患者様から採取・提出された検体(痰・尿・便・膿など)を検査することによって肺炎や膀胱炎、食中毒などの細菌感染を起こしているかどうか調べる検査です。 ● 治療を行う際に必要な原因菌の特定をし、どの抗生物質が有効かを検査します。 ● 検査結果は菌の発育速度により異なりますが、だいたい2~4日かかります。 ※結核菌および抗酸菌(結核菌に類似の菌群)は発育速度が遅いので最終報告まで2ヶ月かかります。 ● 検査データーの集積や解析など(検出菌の動向、耐性菌の出現、抗生物質の使用状況など)から院内感染を防ぐ努力も行っています。 (検査場所 : 2階細菌検査室)
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超音波検査は体にゼリーを塗り、プローブと呼ばれる超音波を出す小さな装置をあて、その跳ね返りをとらえ、画像化したものです。痛みもなく、無害とされ、心臓のほか、腹部、甲状腺、頚動脈、乳腺など幅広く使われています。(妊婦さんが赤ちゃんの成長等を見る時に使われるくらい安全です。) (検査場所 : 1階⑪番生理検査室)
腹部エコー 胆嚢・肝臓・腎臓・脾臓・膀胱(尿をためた状態)などを診ていきます。ガスがたまる胃や腸は超音波ではみえにくく、胃カメラや胃透視の検査が必要です。胆石、胆のう炎、脂肪肝、腎結石、癌などがわかります。この検査で異常がみつかったらさらに詳しい検査で確認していきます。 <検査前の注意事項> ・ 午前に検査を受けられる方は朝食を摂らないで来て下さい(前日の夜9時までに夕食はとってください。) ・ 午後に検査を受けられる方は最低6時間前から食事をとらないで来て下さい。(夜間に検査を受けられる方も同じです) ・ 飲み物は水かお茶であれば飲んでも結構です。それ以外は飲まないで下さい。 ・ 薬はいつものように飲んでください。ただし、糖尿病の薬は飲まないで下さい。 またインスリンも注射しないでください。 (空腹の状態で糖尿病の薬を飲んだり注射をすると低血糖発作をおこす可能性があります)。 心臓超音波検査(UCG) 心臓は4つの部屋が4つの弁によってわけられています。その部屋や弁の様子、部屋の壁の様子、また、血液の流れる方向などを観察します。心筋梗塞や心臓弁膜症、先天性心疾患などの診断の手助けを行っています。 甲状腺エコー 甲状腺はのどぼとけの下にあり、蝶々のような形をした臓器です。甲状腺甲状ホルモ分泌することによって身体全体の新陳代謝をコントロールしています。甲状腺の病気はあまり症状がはっきりしない事が多く、ときに更年期障害や自律神経失調症と思われることがあります。甲状腺の癌も年々増加傾向であり、検査をすることで早期に発見することが重要です。超音波(エコー)で甲状腺が大きくないか、しこりがないかを調べます。 頚動脈エコー 頸動脈エコーでは動脈硬化の様子がわかります。血液検査ではわからない血管の壁の厚みやプラーク(血管内にできるもりあがった病変)ができていないかを調べます。結果により生活指導をしたり、薬で治療をします。※動脈硬化は脳梗塞や虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)閉塞性動脈硬化症などの原因となります。動脈硬化の主な危険因子は高LDL血漿(悪玉コレステロールが高い状態)加齢、糖尿病、高血圧、喫煙(タバコ)家族歴といわれています。したがって、動脈硬化は環境的要因と遺伝的要因が相互作用した結果、発症すると考えられ、個人差も大きいといわれています。自分の血管の状態を知って、生活習慣をも直すきっかけとしましょう。 静脈や他表在エコー 足の静脈の様子や頸や脇の腫れているリンパの状態などをみます。
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乳房の上から超音波を当てて検査をしますが、痛みもまったくなく、 放射線の被爆の心配もありません。 超音波検査では、触診では決して発見できないような10mm以下の大きさの腫瘤(しこり)を写し出すことも可能です。しこりの形、しこりの周りの状態(周辺)などが、不規則ではないか、など判断します。特に若年層の乳腺は発達しているためマンモグラフィーでは全体的に白く写ることがいので、若年層の乳がん検査には特に有効です。 ※当院では女性技師が担当しています。 ※予約制ですが飛び入りにも対応していますのでお気軽にご相談ください。 (検査場所 : 1階⑩番生理検査室)
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手足と胸に電極をつけて心臓に異常がないかを検査します。 (1階⑩生理検査室)
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24時時間心電図とはその名の通り、24時間の心電図を記録する検査です。すなわち自宅で過ごしたり仕事をしたり、お食事に出かけたり、散歩したりといった普通の生活をしながら、まる1日の心臓の様子を機械の中に記録し続けるのです。重大な不整脈がわかることがあります。 (1階⑩番生理検査室)
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ヒトの体の血管でメスを入れることなく直接その状態が見られる箇所は眼底だけです。眼底をのぞいてみて網膜に通っている血管の状態を細かく観察することで、高血圧による眼底出血や糖尿病の合併症である糖尿病網膜症がわかります。 (1階⑩番生理検査室)
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口で息をしていただくだけの検査ですができるだけ大きく息を吸い込んだり、吐き出したりしていただくので、うまくいかないときは何回か繰り返して行います。 肺年齢とは・・・1秒間に吐ける息の量(1秒量)から標準の方に比べて自分の呼吸機能がどの程度であるかを確認して頂くための目安です。肺年齢を知ることで呼吸器疾患の早期発見や禁煙指導に役立てます。 (1階⑩番生理検査室)
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睡眠時無呼吸症候群の診断をするための検査です。指先、鼻、おなかにセンサーをつける機械を貸し出しますので、ご自分で自宅で寝るときに装着して翌日返却していただきます。しばらく息が停止する無呼吸の状態が多い場合はそのパターンを分類し、CPAP(経鼻持続的気道内陽圧呼吸治療)の適応になる場合があります。 (1階⑩番生理検査室)